日常の食卓でのお茶の習慣に加えて、休日の午後のゆったりした時間にコーヒーや紅茶を楽しむように、緑茶や和紅茶を楽しむ時間、茶葉による味の違いやお湯の温度、淹れ方による渋み苦味うま味甘味の違いと、お茶の香りを味わうような贅沢な時間を過ごされてはいかがでしょうか。
お茶を入れる際の予備知識
おいしいお茶を入れる前に、あなたのお好みの味に近づけるために下記の内容をご覧ください。
- 茶葉の量
茶葉の量が多ければ濃くなり少なければ薄くなります、あなたのお好みにあわせた茶葉の量を探してください - 茶葉の種類
茶葉の種類によって、ブレンド茶であればブレンドの仕方によって味が変わってきます - お湯の温度
熱湯で淹れると渋み苦味成分が多く抽出され、低温で淹れるとうま味甘味成分が多く抽出されます - 抽出の時間
お湯の温度により抽出する時間が変わり熱いお湯は早く、低温抽出は時間がかかります - 苦味渋み
タンニンやカテキン類、カフェインなど健康成分が多く含まれております - 甘味うま味
テアニンなどのアミノ酸類、グルタミン酸などの健康成分が多く含まれております
当農園のブログでは、お茶の健康効果も紹介しています。
あなたのお好みの味を探して淹れ方を工夫することも楽しみの一つです。
温かい緑茶の入れ方
- ① 準備するもの
湯呑、急須、湯冷まし(なければマグカップで十分です) - ② お湯を沸騰させる
水に含まれる空気、炭酸ガス、カルキ臭などを抜くため、しっかり水の臭いを飛ばします - ③ 温度の調整
沸かしたお湯を湯冷ましに注ぎ、お好みの温度になるまで待ちます
(渋み苦味がお好きな方は70℃~80℃、甘味うま味がお好きな方は50℃~60℃) - ④ 茶葉を入れる
お好みの茶葉の量を急須に入れます(茶葉の種類や濃い薄いのお好みで調整してください) - ⑤ お湯を入れる
お湯を入れ蓋があるものは蓋をする - ⑥ 茶碗に注ぐ
お茶の色を確認して茶碗に濃さが均等になるように分けながら注ぐ - ⑦ 二煎目、三煎目
一煎目同様にお茶の色を確認し、茶碗に均等に注ぎます




冷たい緑茶の入れ方 その1
粉茶パックと粉末茶のブレンドを紹介します。
- ① 準備するもの
グラス、ガラスポット(茶葉で淹れる場合は茶こしを準備) - ② お湯を沸騰させる
水に含まれる空気、炭酸ガス、カルキ臭などを抜くため、しっかり水の臭いを飛ばします - ③ 温度の調整
一度沸かしたお湯を粗熱をとって冷まして使います - ④ 水に茶葉を入れる
1リットル当たり粉茶パック1個~2個を入れる(茶葉の場合は5g~10gお好みで調整) - ⑤ お茶成分を水抽出
蓋をして冷蔵庫に入れて3~6時間ほど冷やします - ⑥ グラスに注ぐ
ポットに粉末茶を1本入れます。軽くまぜてお茶の色を確認してグラスに注ぎます(茶葉の場合、茶こしを使います) - ⑦ 二煎目、三煎目
二煎目以降は早く出る為、水を入れ一煎目同様にお茶の色を確認し、軽く混ぜてグラスに注ぎます




冷たい緑茶の入れ方 その2
ガラスの急須とグラスで色を楽しみながら入れる方法を紹介します。
- ① 準備するもの
グラス、急須、茶こし(必要に応じて使います) - ② お湯を沸騰させる
水に含まれる空気、炭酸ガス、カルキ臭などを抜くため、しっかり水の臭いを飛ばします - ③ 温度の調整
一度沸かしたお湯を粗熱をとって冷まして使います - ④ 茶葉を入れる
急須に茶葉を5g~10gお好みで調整していれます(大さじ2杯が目安) - ⑤ 少し水を入れる
茶葉が浸るくらい水を入れて茶葉が水を吸ってなじむまで待ちます - ⑥ 水を入れる
グラスの量にあわせてポットに水を入れます - ⑦ グラスに注ぐ
グラスのお茶の濃さが均一になるようにお茶を注ぎます - ⑧ 二煎目、三煎目
二煎目以降は早く出る為、水を入れ一煎目同様にお茶の色を確認し、グラスに注ぎます
★ お茶の好みはそれぞれ違いますので、茶葉の量と水の量で好みの濃さに調整してください



